アップル株が沸騰、次期iPhoneに高まる期待

日中最高値を2年ぶりに更新

 2月14日、米国株式市場で、アップルがほぼ2年ぶりに日中最高値を更新した。10周年記念モデルとされる次期「iPhone(アイフォーン)」が、低迷気味の販売を大きく押し上げるとの期待が高まっている。ニューヨークの五番街で2015年7月撮影(2017年 ロイター/Mike Segar/File Photo)

[サンフランシスコ 14日 ロイター] - 14日の米国株式市場で、アップル<AAPL.O>がほぼ2年ぶりに日中最高値を更新した。10周年記念モデルとされる次期「iPhone(アイフォーン)」が、低迷気味の販売を大きく押し上げるとの期待が高まっている。

株価は2015年4月28日につけたこれまでの記録である134.54ドルを上抜け、一時135.09ドルまで上昇。1.3%高の135.02ドルで取引を終えた。

アップルの株価は昨年前半につけた安値から50%上昇し、年初来では16%値上がりしている。次期「iPhone8」が大幅な改良を加えたモデルになることが期待されている。

投資家の間では、2年前に発売された「iPhone6S」の販売が好調だったことから、「iPhone8」への買い替え需要が通常を上回るとの見方もある。

コーナーストーン・フィナンシャル・パートナーズの共同創設者ジェフ・カーボーン氏は「(アップル株を)保持し、買うチャンスをうかがっている」と述べた。また「消費者心理が改善し、支出が拡大している」とし、「アップルからはまだ多くの好材料が期待できる」との見方を示した。

アップルが1月に発表した10─12月決算は力強い内容となった。1─3月の業績について同社は慎重な見方を示したが、アナリストは2016年度に8%近く減少した売上高が、今年度は増加に転じると予想している。

トムソン・ロイター・データストリームによると、アップルの予想株価収益率は直近で14.3倍と、2015年4月以来の高水準にあり、過去5年の平均株価収益率である12倍を大きく上回っている。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 貧困に喘ぐ女性の現実
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • コロナ後を生き抜く
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
日本初、「工場を持たない」EVメーカー誕生の衝撃
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
面接や説明会で採用者が嫌う「9つのNG質問」
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
海外マネー流入!外国人に買われた日本企業20社
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
男性も入れる?新業態『ワークマン女子』の中身
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
生前贈与がダメになる<br>相続の新常識

相続をめぐる環境が激変しています。年110万円まで非課税だった生前贈与が税制改正により認められなくなる可能性も。本特集では相続の基本から、よくあるトラブルと解消法、最新路線価に基づく相続税額、さらに生前贈与の将来動向まで取り上げました。

東洋経済education×ICT