LINEの16年12月期、広告収入が1.5倍に拡大

通期売上高は16.9%増の1407億円に

 1月25日、LINEが発表した2016年12月期連結決算は、売上高にあたる売上収益が前年比16.9%増の1407億円となった。写真はLINEのロゴ、25日都内で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 25日 ロイター] - LINE<3938.T>が25日発表した2016年12月期連結決算(国際会計基準)は、売上高にあたる売上収益が前年比16.9%増の1407億円となった。

広告収入が1.5倍に拡大したほか、スタンプなどのコミュニケーション収入も堅調に推移した。

営業利益は前年比10倍の198億円に伸びたが、トムソン・ロイターが調べたアナリスト20人の予測平均値239億円には届かなかった。

出澤剛社長は業績をけん引している広告事業について「今後もプラットフォーム上で展開するサービスへの広告掲載を拡大していく。広告商品も新しいものを出していくことで、広告サービスを成長させていきたい」と意欲を示した。

部門別の売上収益はコミュニケーションが前年比1.9%増の292億円、ゲームなどのコンテンツが同9.1%減の447億円、広告が同50.2%増の547億円だった。コンテンツはゲームのリリース本数が2015年より少なかったこともあり、減収となった。

出澤社長は「ゲームなのである程度のボラティリティ、当たり外れはある」と指摘した上で、今期は前期と同レベルの「10以上のタイトルを出していく」との見通しを示した。

今期の業績予想は策定が困難として開示していない。トムソン・ロイターが調べたアナリスト20人の営業利益予測の平均値は前年比2倍の407億円となっている。

(志田義寧)

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