中国北部、スモッグに包まれた旧正月に 河北省を含む北部4省で大気汚染が悪化

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 1月23日、中国の首都北京や北部の工業地帯は、スモッグに包まれて春節(旧正月)を迎える見通しとなった。写真は北京で3日撮影(2017年 ロイター/Thomas Peter)

[北京 23日 ロイター] - 中国の首都北京や北部の工業地帯は、スモッグに包まれて春節(旧正月)を迎える見通しとなった。中国の環境監視当局が22日、メッセージアプリ「微信(WeChat)」の公式アカウントで明らかにした。

28日の春節を前にした23─26日、北京周辺の河北省を含む北部4省で大気汚染が悪化。27日に一服するものの、28日に再び大気汚染は悪化し、深刻なスモッグが同地域に広がる見通しだという。

春節には多くの人々が家族や友人に会うために移動する見込みで、政府は、その数を約30億人とみている。

当局によると、春節の期間は産業活動や交通量は少なくなるが、花火や爆竹により大気汚染レベルが上がる地域もあるという。

北京当局は、花火によるスモッグを防止するために花火の販売を一部制限した。また、中部の河南省は全域で花火の使用を禁止。同省の保定市では、春節の4日間に屋外で花火をした者は拘束される可能性があるという。

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