日本にしかない「パクチー料理専門店」の魅力 究極の一品を求めて世界中から来店
もう1つの定番メニュー「ヤンパク」。お皿にしきつめたパクチーの上に炒めたラム肉がのっています。このパクチーの量がまた大量。ラム肉が主役なのか、パクチーが主役なのか分からなくなるほどです。ラム肉といえば独特な風味がありますが、こちらのラム肉は臭みが全くありませんでした。さらに、パクチーと一緒に食べるこで、口の中がさっぱりするので、次々と食べられます。お好みで、添えてあるレモンを加えるとより爽やかさが増します。
もっとパクチーが食べたくなったら「追パク」
次は、おつまみにぴったりという「トムヤム砂肝」。スライスされた砂肝にタイの人気料理トムヤム・クンのようなすっぱ辛い味付けがついています。少し濃い目の味付けなのでお酒が進みそうです。砂肝の下にはやはりたっぷりのパクチーが。もし、それでもパクチーが食べたい、もっとパクチーまみれを楽しみたい、と思ったら、「追パク」(ついぱく=追加のパクチー)を頼むことができます。
「追パク」とは無料でパクチー単体を追加できるサービスで、それだけでもパクチー好きには嬉しいのですが、さらにユニークなことに、「追パク」は注文したときの声の大きさに応じてサーブされる量が変わるのです。大きな声でお願いすれば大量のパクチーがもらえるかもしれません。もっとパクチーが食べたくなったら、思い切って店員さんに「追パクお願いします!」と頼んでみましょう。
パクチーハウス東京のデザートには、もちろんパクチーが使われています。その名も「パク塩のアイス」。「パク天」にも使われていた「パク塩」と、パクチーが練りこまれた濃厚なアイスクリームに、パクチーの花から取れたはちみつとパクチーの種をトッピングした、まさにパクチーだらけのデザートです。味が想像しにくいデザートですが、ひとくち食べてみると、甘じょっぱくて濃厚なミルクの風味とパクチーの香りが口の中にひろがります。
パクチー尽くしのメニューは、「パク天」や「ヤンパク」のように定番なものもありますが、季節や新しいアイデアによって新しいものが登場します。オススメをお店の人に聞いてみましょう。また、パクチーハウス東京では世界中のビールも楽しむことができます。もちろん、材料にパクチーが使われたビールもそろっています。