米ヤフーがグーグルと広告事業で提携、マイクロソフトとの交渉は打ち切り
米ヤフーは、米国時間の12日、広告配信を受けることなどを軸とした米グーグルとの提携を発表した。ヤフーは、グーグルの検索連動広告とコンテンツ連動広告(ウェブページの内容に合わせて表示する広告)を北米地域で導入する。ヤフーは昨年、グーグル追撃を目指し新しい検索広告システム「Panama」を導入したばかりだが、結局、マイクロソフトの圧力を受けることでグーグルに屈した格好だ。ヤフーは引き続きPanamaの運用も続ける。
また、グーグルとの提携発表と同時に、マイクロソフトとの買収・提携交渉を終了したと発表した。
なお、日本のヤフーは、「今回の提携による事業への影響はない」(広報部)としている。日本のヤフーは昨年、米ヤフーから検索広告子会社のオーバーチュア社を買収、「Panama」を本格導入して検索広告事業を強化している。
(東洋経済オンライン)
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