エジプト「女性猛獣トレーナー」の正体 危険は承知でも恐れず

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 10月24日、エジプトのカイロにあるナショナル・サーカスでは、女性の猛獣使いがホワイトタイガーやアフリカライオンのショーに登場し、人気を博している。写真はロイタービデオから(2016年 ロイター)

[カイロ 24日 ロイター] - エジプトのカイロにあるナショナル・サーカスでは、女性の猛獣使いがホワイトタイガーやアフリカライオンのショーに登場し、人気を博している。

猛獣トレーナーのマハセン・アルヘルウさんは大学で国際法を学んだあと、父や祖母のあとを継いで、この道を選んだという。

マハセンさんは猛獣たちの恐ろしさも良く知っているという。父も祖母も調教した猛獣たちに襲われた経験があるからだ。

それでもマハセンさんは恐れない。「動物たちを愛していて、それぞれの個性やどう扱えばいいか知りたいと思っている。ショーで、ライオンやトラが普通のネコみたいな印象を与えるのはそのため。彼らは猛獣だけど、私にとっては、私の命令に従う友達のようなもの」と話す。

彼女のショーには、ホワイトタイガー2匹、アフリカライオン2匹、ホワイトライオン1匹、雌のアフリカライオン3匹、シベリアトラ2匹が登場する。

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