第1の注目点は、15年度の経常利益4000億円以上の達成可能性。これは在庫評価益を除いたベースであり、12年度は約3000億円だ。
JXでは、具体的に15年度に4200億円の目標を掲げているが、その達成のためにまず既存事業の構造改革継続で100億円上積みするほか、“大型戦略投資”からのリターンで1100億円を新たに稼ぎ出すという。
大型戦略投資のリターンの内訳としては、14年から生産を開始するチリのカセロネス銅・モリブデン鉱山を中心とした金属部門で450億円。昨年12月に買収した英国北海の油ガス田権益や14年生産開始予定のパプアニューギニアでのLNGプロジェクトなど開発部門で450億円。さらに14年度から韓国SKグループとの合弁で韓国で生産開始するパラキシレン事業などエネルギー部門で200億円を見込んでいる。
開発投資ではカタール、北海のほか佐渡沖での試掘も
第2の注目点は、設備投資・投融資を1兆3000億円以上に大幅に増やすという計画の中身だ。
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