ポケモンGO、遊ぶ前にやるべき5つのこと 準備をしておかなければ楽しめない!

拡大
縮小
準備5:暑さ対策と水分補給は万全に

筆者が住んでいる米国カリフォルニア州バークレーや対岸のサンフランシスコは、夏場は比較的冷涼な気候で、最高気温も20度の日が多くなる。夕方以降は風も強く、ぐっと寒くなり、10度近くまで下がる日もあるほどだ。そのため、夕方となると、セーターや薄手のダウンコートを着て出歩くのがちょうどいい。

カリフォルニア州バークレーの公園で出会った小学生にプレー画面を見せてもらった

しかし、同じカリフォルニアでもクルマで1時間ほど内陸に行けば、最高気温も35度の世界だし、アリゾナでは40度を超える。そんな気候の中では長時間屋外でのプレーは現実的ではない。同じ米国内でも、ポケモンGOに対して、文字どおり温度差があるのが実際だ。

日本で夏に公開された場合は、全国的に30度を上回る気候の中でのプレーとなる。湿度も高いことから、比較的過酷な環境でのプレーを余儀なくされることになるはずだ。

マクドナルドをうまく利用する

非常に一般的なことではあるが、日焼け止めや帽子などの日射対策、定期的に日陰や店内に入る、水分や塩分を取るといった熱中症対策を行わなければならないだろう。前述のとおり、マクドナルドがゲームの拠点になることから、うまく利用するといいだろう。

5つの準備が整ったら、旅の予定を立てておくこともおすすめしたい。Ingressの頃もそうだったが、自分の生活圏でのプレーが充実してくると、普段とは異なる場所でのプレーや、出張先、旅先でのプレーもまた楽しめるようになる。いつもと違う場所では異なるポケモンを捕まえることができるかもしれないし、道場破りのように、行った先のジムを攻めるのも楽しいだろう。お盆休みは帰省先や旅行先で「非日常」のプレーをぜひ楽しんでほしい。

松村 太郎 ジャーナリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

この著者の記事一覧はこちら
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT