築地王が伝授する「さよなら詣で」のポイント 移転直前!この夏は築地市場に行ってみよう
しかし、今や日本だけでも1100以上の店舗を持つ一大チェーン店です。築地市場の移転に伴い新しくオープンするとは言っても、豊洲の新市場店が他の吉野家の新規店と何がちがうのか、一号店を名乗るにはかなりの無理があります。
吉野家ホールディングスの広報に問い合わせたところ、豊洲新市場店をどういう位置づけにするかは、検討中でまだ答えが出ていないとのことでした。というわけで、正真正銘の吉野家一号店で食べるには、今のうちに築地店に行くしかないのです。
吉野家一号店は、ほかの吉野家では受け付けてくれない、マニアックなオーダーに応えてくれることも吉野家好きの間では有名です。一般的な吉野家でもつゆを増やす「つゆだく」や、ネギを増やす「ネギだく」などはオーダーが可能ですが、一号店ではさらに、ネギの硬い・柔らかい、脂身の多い・少ない、ごはんの冷たい・温かいなど、様々な調整に応じてくれるのです。こんな細かいオーダーに応えてくれるのは、吉野家店舗数多しといえども、ここ築地一号店だけです。
通常店舗とは異なり、一号店のメニューは牛丼と牛皿のみで、他店にある定食系のメニューはありません。また、通常の吉野家は24時間営業が基本ですが、築地店の営業時間は朝5時から昼の1時までで、休市日は閉店です。間違えないよう、注意してください。
5人以下で行動、サンダル履きは禁止
日曜と祝日は休市日なので、場内市場には入場できませんし、場外市場も多くの店が閉店しています。また、月に2回ほど、主に水曜日が休市になるので、事前にカレンダーをチェックしてから出かけてください。
場内市場は、5人以下のグループで行動するようにしてください。当たり前ですが、ペットを連れて入ることはできません。また、ベビーカーや大きな荷物も禁止ですので、持ち込まないでください。
サンダル履きも禁止されています。履物に関しては、仲卸業者の売り場は床がぬれているので、滑りにくい靴がお勧めです。また、水が跳ねることもままあるので、着るものも汚れてもいいものがお勧めです。歌舞伎座が近いので、観劇ついでに着物で来場しようとする人が時々いるらしいですが、場違いなうえ、汚れても文句は言えないのでまねするのはやめましょう。
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