電通が早期退職を募る狙い 広告業界のガリバーが直面する構造変化

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

また今期中に予定している、世界80カ国に拠点を持つ英国の広告会社イージスグループ買収によって、海外売上高は約1割から4割に拡大。来期は、グローバル化が一気に進み、デジタル領域に強いイージスとのシナジーを追求することで、「ビジネス構造の変化によってもたらされる節目の年になる」(電通経営企画局)。

電通の進化を牽引するような働く意欲がある人々に活躍してもらうため、貢献度を報酬に反映するように人事評価制度も前期から今期にかけて変化させてきた。さらに今回の早期退職者募集によって、変化に柔軟に対応できる、より多くの若い世代に活躍の場を与える方針のようだ。

中原 美絵子 フリーライター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

なかはら みえこ / Mieko Nakahara

金融業界を経て、2003年から2022年3月まで東洋経済新報社の契約記者として『会社四季報』『週刊東洋経済』『東洋経済オンライン』等で執筆、編集。契約記者中は、放送、広告、音楽、スポーツアパレル業界など担当。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事