シティホテル並み、ビジネス宿泊でスポーツ

ホリデイスポーツが新戦略

プールやスポーツジムの利用など、シティホテルでは当たり前となっている宿泊客向けのフィットネスサービスが、ビジネスホテルでも可能になる――。

愛知を地盤に「ホリデイスポーツクラブ」を全国に展開する東祥は12月25日、埼玉県深谷市にフィットネス施設「ホリデイスポーツクラブ深谷」と、ビジネスホテル「ABホテル深谷」を新規出店すると発表した。ホリデイスポーツクラブ深谷が2014年3月、ABホテル深谷が同7月の開業をそれぞれ予定している。

ビジネスホテル宿泊でスポーツ施設を利用

開業時期が4カ月ほどずれ、建物施設もそれぞれ独立する形にはなるが、両店舗は深谷市西島町の同一敷地内に立地するため、ABホテルの宿泊客がホリデイスポーツの施設を利用するといったことも容易になる。

東祥側では「宿泊客がスポーツ施設を利用する場合の料金などはこれから詰めていくが、宿泊客に使いやすい形を考えていく」(假屋園洋一取締役・社長室長)としている。

もともと土木建設業を目的に1979年に設立された東祥は、86年に賃貸マンション経営、96年にスポーツクラブ事業、99年にホテル事業に順次参入。12年4~9月期の売り上げ構成では、スポーツクラブ事業が全体の81%、賃貸マンション事業が11%、ホテル事業が8%となっている。直近(12年9月末)の店舗・施設数は、スポーツクラブが51店(ゴルフガーデン2店含む)、ホテルが5店、賃貸マンションの「A・City」が50棟を数える。

このうち現在の主力であるスポーツクラブ事業については、1号店の三河安城店(愛知県安城市、96年開業)を皮切りに、都市部よりも地方都市のロードサイドを中心に、「駅前立地より生活立地」を掲げて全国展開を進めてきた。

ただ、今13年3月期からは、地方を軸としてきた従来の出店戦略を転換。賃借コストなどが比較的高い首都圏や関西圏など大都市周辺への出店モデルを構築し、東京、千葉、神奈川、大阪などへの出店攻勢を開始している。今回発表した埼玉のホリデイスポーツ深谷店は、スポーツクラブとしては埼玉県内で2店目、首都圏では7店目の出店となる。

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