超人気「シェイクシャック」、今後の出店は? 恵比寿にオープンした2号店も好調
ニューヨーク発のハンバーガー店「シェイクシャック」が日本に上陸して半年。1号店は、ニューヨークのオリジナル店の雰囲気を伝える、緑豊かで閑静な外苑前。対して4月15日に恵比寿にオープンした2号店では、エントランスが道に面しているとはいえ、駅直結のビルという立地を選んだ。
その理由について、日本での運営を担うサザビーリーグの角田良太社長は次のように語る。「日本での1号店はマディソンスクエアパーク内にあるオリジナル店舗(2004年に開業)の雰囲気を踏襲し、シェイクシャックのイメージを強く印象づけるものにしたが、2号店では客層がより幅広い駅ビル、そして地域としての歴史も長い恵比寿という土地を選んだ」(角田社長)。
毎日、開店1時間以上前から並ぶ
外苑前はアクセス的にはやや不便で、近くに繁華街もない。集客面で不利と思えたが、ふたを開けてみれば、いまだに行列が絶えないほどの人気ぶりである。100人余りの行列は珍しくない光景で、週末ともなればオープンの1時間以上前に並び始める客も。
「新しいものが好きで、“並んでも食べたい”と考えるのは日本のお客様の特徴。ただし外苑前について、オープン当初と同様の状態が続いているのは予想外だった。冬期は行列がなくなるだろうとみていた」(角田社長)。
1号店に行く客は、ほとんどが「シェイクシャックに行きたい」という目的来店の客。周囲に飲食店がないから、他店へ行くという選択肢があらかじめないわけだ。地方からの客も多い。
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