もうダマされないための経済学講義 若田部昌澄著

もうダマされないための経済学講義 若田部昌澄著

四つのキーワード、インセンティブ、トレード・オフ、トレード、マネーをべースにして、歴史の実話を交え、経済学的な考え方と経済トピックスを説明していく。

歴史を題材にしたとき、すっきりした話になるのは特にマネーだという。ほかの三つのキーワードでは完全にクリアな議論はできない場合でも、マネーでは単純明快と説く。マネーの勘所は貨幣数量説と国際通貨制度で押さえることができ、同時に物価と密接に関連していることから、物価とは何か、物価はどう決まるのか、物価の変動は経済にとってなぜ重要なのかや、デフレの解説にも踏み込む。

その分、「物価と景気とマネーの力」に紙幅が費やされている。

光文社新書 861円

  

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
  • 仲人はミタ-婚活現場からのリアルボイス-
  • グローバルアイ
  • 最新の週刊東洋経済
トレンドライブラリーAD
人気の動画
東芝、会社「3分割」に残る懸念
東芝、会社「3分割」に残る懸念
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
節約志向で「安い食品ばかり買う」人の重大盲点
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
EVの切り札?夢の「全固体電池」は何がスゴいのか
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
サイゼリヤが「深夜営業廃止」を決断した裏側
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「非財務」で生きる会社、死ぬ<br>会社 企業価値の新常識

今や株価を決める最大の要因は「非財務情報」というのが世界の常識に。優れた開示を行えば企業価値の向上につながる一方で、開示が不十分だと株を売られるリスクも。企業価値の新常識をめぐる混乱とその対処法に迫りました。

東洋経済education×ICT