もうダマされないための経済学講義 若田部昌澄著

もうダマされないための経済学講義 若田部昌澄著

四つのキーワード、インセンティブ、トレード・オフ、トレード、マネーをべースにして、歴史の実話を交え、経済学的な考え方と経済トピックスを説明していく。

歴史を題材にしたとき、すっきりした話になるのは特にマネーだという。ほかの三つのキーワードでは完全にクリアな議論はできない場合でも、マネーでは単純明快と説く。マネーの勘所は貨幣数量説と国際通貨制度で押さえることができ、同時に物価と密接に関連していることから、物価とは何か、物価はどう決まるのか、物価の変動は経済にとってなぜ重要なのかや、デフレの解説にも踏み込む。

その分、「物価と景気とマネーの力」に紙幅が費やされている。

光文社新書 861円

  

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • カラダとおカネのよもやま話
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
電池開発でノーベル化学賞<br>吉野彰氏が示した「危機感」

受賞会見とともに、リチウムイオン電池の開発の歴史と当事者の労苦を振り返る。世界の先頭を走ってきた日本も、今後および次世代型の市場では優位性が脅かされつつある。吉野氏率いる全固体電池開発プロジェクトに巻き返しの期待がかかる。