トヨタにとってエコカー戦略の枢要は、当面ハイブリッドとなる。「2012年のHV世界販売台数は100万台を超える。13年度以降も毎年100万台以上の販売を見込む」と、内山田副会長は力説した。今の燃料インフラを活用しつつ、エンジン車に比べて格段に燃費を上げられるハイブリッドは、現状ではEVよりも優位。EVがその差を詰めるにはまだまだ時間を要する。
EVで先行する日産自動車「リーフ」の11年度の販売台数は約2万3000台、三菱自動車「アイミーブ」は同約1万6000台と、トヨタのハイブリッドに比べると2ケタ少ない。トヨタの環境技術説明会場で大写しになったスライドには、「エコカーは普及してこそ環境に貢献する」というコメントが踊った。今回の環境技術説明会は、HVに対するトヨタの絶対的な自信をうかがわせた。言い換えれば、EVへの”勝利宣言”だったともいえそうだ。
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