バカルディに挑むサントリー 輸入ラム酒で激突

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アルコール度数が40%と強いラム酒もモヒートやキューバリブレなどカクテルという飲み方を提案することで、消費者の多様化したニーズに対応できる。サントリーは10月19~20日にカクテルのイベントや、1500人規模の飲食店・バーテンダー向けのセミナーを開き、ブランドの露出とともにラム酒の飲み方の提案を発売前から積極的に行っていく。

ブルガルの売上計画は金額ベースでは公表していないが、数量ベースでは12年10~12月で合計2000ケース、年間(12カ月ベース)では合計1万ケースの販売を見込んでいる。

当面は業務用販売を中心に近年急増するバルなどの飲食店に積極的に営業をかけていく方針で2000店の配荷を目指す。業務用でのブランド露出を上げてから、徐々にスーパーや酒販店でのプロモーションや定番棚での取り扱いも促進し家庭用も拡販していく。

サントリーはバカルディの牙城を崩せるか。新たなラム酒戦争が幕を開けようとしている。

(秦 卓弥 =東洋経済オンライン)

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