パナソニックが2期続け赤字7000億円超

構造改革を断行

「当社は今、普通の会社ではない」

「2015年度までは危機脱出モードに徹するしかない」。

津賀一宏・パナソニック社長(=上写真=)は力を込めた。

10月31日にパナソニックが発表した今2013年3月期9月中間決算(12年4~9月期、米国会計基準)は売上高3兆6381億円(前年同期比9.2%減)、営業利益873億円(同83%増)と営業増益となった。

一方、減損特損の計上や繰り延べ税金資産の取り崩しなど構造改革費用の計上により、税引前利益以下は想定を大きく下回り、当期純損益は6851億円の赤字(前年同期は1361億円の純損失)に落ち込んだ。

パナソニックは同日、構造改革に踏み切ることで、期初に示した通期計画を大幅に下方修正した。新たに示した今期計画は売上高7兆3000億円(前期比7%減、期初計画は8兆1000億円)、純損益は7650億円の損失(前期は7721億円の純損失、期初計画は純利益500億円)。配当は期初時点では10円を予定していたが、一転、無配とする。

3つの大きな構造改革

 新たに示された構造改革の中身は、(1)デジタルコンシューマ事業のスリム化、(2)携帯電話事業の欧州撤退など方向転換、(3)民生リチウムイオン電池事業のスリム化などが主となる。

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