物語論で読む村上春樹と宮崎駿 大塚英志著

物語論で読む村上春樹と宮崎駿 大塚英志著

まんがやアニメーションがジャパニメーションと呼ばれ、その世界化が喧伝されている。それは何かしら「日本的なもの」が世界に届いたからではなく、文学やアニメーションの形式がグローバルスタンダードに近づいた、すなわち物語構造が鮮明になった結果と、まんが原作者で評論家でもある著者は指摘する。

柄谷行人の批評をもとに1920年代のロシア・フォルマリズムによって発見された物語の構造論に照らして、村上春樹を事例に日本文学が80年代に「構造しかない文学」にいかに変容していったのか、さらに村上作品と宮崎駿作品の物語構造を検証し、「構造しかない物語」の中で二人が何を語ろうとしたのかを論じている。

角川oneテーマ21 740円

Amazonで見る
楽天で見る

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 買わない生活
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • 意外と知らない「暮らしの水」ウソ?ホント?
  • 財新
トレンドライブラリーAD
人気の動画
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
地方スーパーが撃沈「コスモス薬品」の破壊力
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
パチンコホール「ガイア」店舗撤退で大激変する勢力図
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
日本人が知らない「ビタミンD」不足の怖さ
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
「上司の品格」を疑われる、やってはいけない7つの質問
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
SDGsが迫る企業変革<br>ビジネスと人権

サプライチェーンの中で起きる人権侵害への意識が高まっています。欧米では法制化が着実に進展し、企業に対し人権リスクの把握と対策を求める動きが顕著に。欧米に比べて出遅れている日本企業の現状を多角的に検証します。

東洋経済education×ICT