トランプ氏とブッシュ氏、共和討論会で火花 南部初の予備選控え
[グリーンビル(米サウスカロライナ州) 13日 ロイター] - アメリカ大統領選挙で共和党の候補者によるテレビ討論会が13日に行われ、不動産王ドナルド・トランプ氏と元フロリダ州知事のジェブ・ブッシュ氏がイラク戦争をめぐり激しい論戦を繰り広げた。
20日に行われる南部で初となるサウスカロライナ州の予備選挙を前に、トランプ氏とブッシュ氏の舌戦がこの日の討論会の多くを占めた。
世論調査で支持率トップを走るトランプ氏には、他候補からの攻撃が続いたほか、トランプ氏とクルーズ上院議員の対立も目立った。
反主流派トランプ氏の対抗相手として競うクルーズ氏、ルビオ上院議員、およびブッシュ氏の主流派3人の候補者は、不法移民問題で激しい論戦となった。
トランプ氏は、ブッシュ氏の兄であるジョージ・W・ブッシュ前大統領が2003年にイラク戦争を始めたことを「とんでもない大きな間違いだ」と激しく非難した。
これに対してブッシュ氏は「トランプ氏がテレビのリアリティー番組を作っている間、兄は私たちの安全を守るための仕組みを作っていた。兄の行ったことを誇りに思っている」と反論した。
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