20カ月かけてもそろえたい?! 500種類の色鉛筆が大人気


 明るい緑、鮮やかな黄、深い赤……。500種類もの色数をそろえる色鉛筆セットが人気を集めている。通販会社フェリシモが販売する「500色の色えんぴつ」だ。今年1月末の予約開始から5月末までに注文数が4万件を超え、「予想以上の売れ行き」(同社)。

1992年にも1万セットを限定販売したが、その後、再販売を望む声が多かったことから復刻版として売り出した。「情景をイメージできる名前を付けよう」という矢崎和彦社長の考えから、社員が一つひとつユニークな名を付けた。1本目の水色の鉛筆は社長自ら「鯉のぼりの泳ぐ空」と命名。そのほかにも「ノルマンディの海に沈む夕日」「赤ちゃんの手」などユニークな名前の色が並ぶ。

注文すると、1セット25色(税込み1800円)が20カ月間継続して届く。合計で3万6000円と安くはないが、毎月25色ずつの、“じらされ感”が収集癖を刺激するようだ。通販カタログを同封するため、「他の商品を見ていただく機会にもつながる」(同社)と顧客開拓の期待もある。

他の通販商品の顧客層は30代女性が中心だが、「500色の色えんぴつ」は10代からお年寄りまで幅広い層から注文が届く。単に字や絵を描くだけでなく、観賞用として購入するケースも多いことから、インテリアとしても楽しめる収納ケースを開発している。

(鈴木良英 =週刊東洋経済)

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 働き盛りでがんになった人たちの行動
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナ時代の勝者と敗者<br>不動産 熱狂の裏側

実体経済の悪化を尻目に、国内外から熱い視線が注がれる日本の不動産。業界の雰囲気とは対照的に、上場不動産会社の株価は軒並み軟調です。コロナ後の新常態で誰が笑い、誰が泣くのでしょうか。現場の最新情報を基に不動産市場の先行きを展望します。

東洋経済education×ICT