福島第一原発事故から15年。廃炉作業の何が進展し、何が困難なのか。うっすらと見え始めた廃炉の全貌とは
21年2月には、3号機からも566体の使用済み核燃料および新燃料の取り出しを完了した。3号機では取り出し着手が当初の予定から4年も遅れたうえ、燃料取り扱い機(クレーン)の不具合など、たび重なるトラブルに見舞われた。そうした困難を乗り越え、メルトダウン事故を起こしたプラント(号機)としては初めての取り出し完了にこぎ着けた。
同じくメルトダウンを起こした2号機では24年6月に使用済み核燃料取り出し用の構台と呼ばれる大規模な設備の設置が完了し、25年12月に燃料取り扱い設備の試運転が始まった。
26年度に取り出し作業が始まる見通しで、28年度までの2年をかけて取り出しを完了させる。2号機のプールには615体の使用済み核燃料および新燃料が存在している。
東電によれば、メルトダウンを起こした1~3号機すべてで使用済み核燃料の取り出しを終えるのは31年とされている。






















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