「どう見ても虐待」「両親がヤバすぎる」 『探偵!ナイトスクープ』が大炎上も《叩きまくる人たちの愚かさ》 そしてテレビ局のジレンマが露呈した
1、2のケースで思い出されるのが、リアリティーショー『テラスハウス』に出演されていた女子プロレスラーの木村花さんが2020年に自死した事件だ。木村さんは、番組出演時の言動などについて、SNSで誹謗中傷を受けており、それが引き金になったとみられている。
「リアリティーショー」と銘打っているが、本番組は多くの編集、演出が入っていたと見られる。番組内の木村さんの言動がすべて「リアル」なものであったかは疑問も残る。
この事件の後、制作局のフジテレビだけでなく、テレビ局は出演者の誹謗中傷対策や、SNSの監視を強化している。しかしながら、同様の問題は起き続けている。
最近の事案で思い出されるのが、25年10月に日本テレビ系列のニュース番組『news every.』で「奈良公園のシカに対する外国人の暴力疑惑」を報じた際の出来事だ。
街頭インタビューで、現地のガイドや飲食店経営者が「攻撃的な外国人観光客は見かけない」といった回答をしたところ、個人を特定されたり、誹謗中傷を受けたりした。この時も、日本テレビは誹謗中傷や迷惑行為をやめてほしいと呼びかけを行っている。
SNS投稿が掘り起こされる事態
このたびの『探偵!ナイトスクープ』の件では、出演者のSNS投稿が掘り起こされて問題になっているが、これも過去に起こっていることだ。
CMの事例になるが、サッポロビール「黒ラベル」の新CMに出演していたダンサーのRIEHATAさんが、ブログに未成年飲酒が疑われるような投稿を過去にしていたことから、降板になってしまったという出来事が24年に起きている。
「事前に出演者の身辺調査をやっておくべき」というのはもっともな意見だが、出演者全員のSNS投稿を過去にさかのぼってチェックする余裕は、いまのテレビ局にはないというのが現状だ。


















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