大河ドラマ『豊臣兄弟!』が早くも"傑作を予感"させる理由 初回視聴率は『べらぼう』超え、「大河ブーム」を巻き起こせるか
そんな時代に、本作はSNSでもネットニュースでもポジティブな声が多く発信されている。実際に物語はおもしろかったが、それが昨今の大河ドラマと比較して期待以上だったから、その声がより大きくなっているのかもしれない。
そこに生じた視聴者の熱量と、この先の物語への期待が、大きな流れになっていきそうな空気を感じる。
『豊臣兄弟!』第1回のあらすじ
本作の舞台は、戦国時代のど真ん中。天下統一という偉業を、強い絆で成し遂げた豊臣兄弟の軌跡を映し出す、夢と希望の下剋上の成功物語だ。
主人公は天下人・豊臣秀吉(池松壮亮)の弟・豊臣秀長(仲野太賀)。「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の視点で、その兄・秀吉とともに農夫から戦国武将へと成り上がっていく立身出世を描く。
第1回「二匹の猿」では、尾張中村の貧しい農家に生まれた小一郎(後の秀長)が、田畑を耕し土とともに生きる暮らしに満足しながら日々を過ごしていたなか、野盗の集団が村を襲い、幼なじみの娘・直(白石聖)が連れ去られそうになったところを、8年ぶりに村に帰ってきた兄の藤吉郎(後の秀吉)に救われる。
清須で若き戦国武将・織田信長(小栗旬)の足軽として仕官する藤吉郎は、小一郎に自分の家来になるよう願い出る。しかし、家族を養う小一郎には、村と家族を捨てて侍になった兄への反発がある。
そんな兄弟の確執とともに、飄々としながら権力や強者に媚びへつらう処世術に長けた藤吉郎の底しれない人間力の片鱗と、人の差配やビジネス的な観点に優れる小一郎に出世への秘めた思いがあることが、映し出された。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら