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<名著は知っている>「この世界の片隅に」広島の隣町を舞台にした意味

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こうの史代『この世界の片隅に』(新装版)
こうの史代『この世界の片隅に』(新装版) コアミックス

本書の主人公・すずたちが住む呉市上長ノ木(現・長ノ木町)は、作者・こうの史代の祖母の家があった場所で、彼女が「大好きな場所」だという。大学生だった作者が、すずが結婚するのと同じ、18歳のときに過ごした場所でもある。

作者は『夕凪の街 桜の国』という作品で、同じ広島県の広島市を舞台としている。呉市と広島市は、中心部が25キロメートルくらい離れている。東京駅から川崎市に行くのと同じくらいの距離感だ。

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