大河ドラマ『豊臣兄弟!』が早くも"傑作を予感"させる理由 初回視聴率は『べらぼう』超え、「大河ブーム」を巻き起こせるか

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NHKは、初回視聴者数をNHK総合で1973.3万人、NHK BSで413.0万人とし、重複を除いた合計視聴人数は2248.7万人(ビデオリサーチ調べ/全国32地区で番組を1分以上の視聴した人数の推計値)と発表。その好調ぶりを積極的に発信している。

ただ、2020年以降の作品の初回視聴率を見ると、前述の2作のほかは、23年『どうする家康』15.4%、22年『鎌倉殿の13人』17.3%、21年『青天を衝け』20.0%、20年『麒麟がくる』19.1%で、それらと比較して決して高いわけではない。

序盤の期待値がムーブメントになっていくか

それでも本作が好調と言える要因はふたつある。

ひとつは第2回の視聴率が12.2%と、初回から数字をそれほど落としていないこと。過去の人気作では、初回から第2回で3〜4ポイントほど数字を下げた作品も少なくない。

その落ち幅が小さい本作は、リアルタイム視聴者がコアなファン層中心になるなか、彼らを満足させる作品になっていることがわかる。

織田信長
小栗旬が演じる孤高のカリスマ・織田信長。第2回では冷酷な言動に注目が集まった(写真:NHK『豊臣兄弟!』公式サイトより)

もうひとつは、世の中的な話題性の高さだ。コロナ禍以降のライフスタイルの変化により、テレビドラマをはじめ映像作品の視聴スタイルは多様化した。その流れのなか、テレビ視聴率は下がっているが、社会的な話題になるドラマは変わらず生まれている。

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