佐藤優氏が指南「45歳で変わること・変えること」――人生後半"引き算の時間"に備える「9つのマトリクス」による人生の仕分け方

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45歳を境にして、生き方・働き方を「足し算」から「引き算」にシフトにしていく必要があります。引き算の時間において、具体的にどんな目標を設定し、目指していくのかは人それぞれでしょう。

一方で、定年が近づき、キャリアの終わりというものが見えた人に共通するものがあります。それはどのような立場の人であれ、次の世代に継承するべきことを意識するということです。

自分自身のやりたいことや目的とは別に、先人から受け取ったバトンを次の世代に引き継ぐという仕事=役割・使命が出てくるでしょう。まず、この意識があるかないかで、あなたに対する周りの評価は大きく変わってきます。

定年も間近になって、いまだに自分の仕事ばかりしか目が届かない人物は、周囲からもそれだけの人物として認識され評価されるでしょう。

自分の仕事だけではなく、大所高所に立って引き継ぐべきものを考え、後進にしっかりと継承する姿勢があれば、周囲からの見え方も違ってくるはずです。さらに、自分自身の周囲に対する見え方も違ってくるはずです。

とくに何らかのリーダーシップを取ってきた人物は、必ずある時期に継承を考えるようになります。ちょうど動物が子どもを作り、種を維持するのと同じように、個から種へと関心の比重が移るタイミングがあるのです。

より大きな視点で自分の役割、役目を考えることが、とくに人生の後半以降には必要になります。

9つのマトリクスで分析する

人生の時間をマネジメントするうえで、もう1つ参考になる考え方を紹介しましょう。それは、「住む場所」と「働き方」の2つの軸でマトリクスを作って、分析するのです。

まずは縦軸に「住む場所」として3つの箱を作ります。1つめは「東京」です。2つめは「中核都市」で札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡、那覇。そして3つめは「それ以外の場所」です。

次に横軸は「働き方」で、「総合職」「高度専門職」「ワークライフバランス型」の3つを設けます。

縦軸の3つの「住む場所」と、横軸の3つの「働き方」を合わせて“9つの箱”ができます。さて、皆さんはこの箱のどこに自分は属しているでしょうか?

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