見どころはどこに?新型「デリカミニ/ekスペース/ルークス」のデザインに見る創意工夫と新機軸

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ただし、前にも書いたように、デリカミニとeKスペース、ルークスは3つ子車の関係であり、キャビンまわりの骨格やパネルは共通だ。なので新型のデザインも、共通部分から見ていく。

まず、装飾の少ないルークスを新旧で比較して見ると、先代はボディサイド上下のキャラクターラインはどちらも直線で、サイドウインドウ後端を跳ね上げていたのに対し、新型はどちらも台形として、サイドウインドウ後端はスクエアにまとめている。

先代「ルークス」の後期型。Aピラーの角度やウインドウ下端の処理に注目(筆者撮影)
先代とは異なり新型「ルークス」ではスクエアさが強調されていることがわかる(筆者撮影)

デリカミニでは、下側の台形を前後フェンダーから続くブラックとして、プロテクター風としている。上側のラインも力強く、デリカミニのためにデザインしたような感じを受けた。

とはいえルークスも、この台形キャラクターラインを活用している。カスタムモデルの「ハイウェイスター」では、ルーフを塗り分ける一般的な2トーンのほか、このラインで塗り分けた仕様を「プレミアムスタイル」として用意した。

手前が「シナモンラテ/フローズンバニラパール」、奥が「ホワイトパール/フローズンバニラパール」というカラー(筆者撮影)

しかも、このプレミアムスタイル、同系色を組み合わせており、1950年代のアメリカ車を思い出す、ライバルとはひと味違うエクステリアになっているのだ。

フロントマスクに2代目「キューブ」の面影も

ルークスのフロントマスクは、標準車とハイウェイスターで顔を違えている。後者はヘッドランプ間のブラックパネルが上下に厚くなり、バンパーのブラック部分は左右に広げられている。

上側のブラックパネルは、灯火類を含めて、デザインのアクセントとしている「かどまる四角」が、ちりばめられている。かつてヒットした2代目「キューブ」を思い出す造形だ。

「ルークス ハイウェイスター」のヘッドライト(写真:日産自動車)

たしかに2代目キューブも、「カドをまるめたシカク」のデザインモチーフを起用したと、当時のニュースリリースに書いてあったから、それをフィードバックしたのかもしれない。

三菱自動車のeKスペースは、ルークスの標準車とほぼ同じで、グリルとエンブレムのみ独自としてある。しかし、デリカミニは“デリ丸。顔”の継承に合わせて、バンパーだけでなくフロントフードやフェンダーも変えてきた。

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