後者の『国宝』は、邦画実写の歴代興収記録を22年ぶりに塗り替えて、同歴代1位に立った。最終興収では185億~190億円を視野に入れるが、この先発表される「第98回アカデミー賞」国際長編映画賞のノミネートいかんではさらに興収を伸ばすかもしれない。作品の題材になった歌舞伎は社会的ブームになるなど、今年一番の話題作と言えるだろう。
この2作だけでも近年稀に見る破格のヒットなのだが、それだけで終わらなかったのが今年だ。年間ランキングで続くアニメ2作も100億円を超えるスーパーヒットになっている。

異次元のレベルに達したアニメ人気
3位の『名探偵コナン 隻眼の残像』は、前々作『黒鉄の魚影』、前作『100万ドルの五稜星』に続き、シリーズ3作連続の100億円超え。10年代後半から右肩上がりで興収を伸ばしてきたが、100億円台がもはや当たり前の鉄板シリーズとなっている。
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【少年漫画の映画化作品が人気を集めた】
