レノボ、ケーブル1本で126型相当画面を実現した「Legion Glasses Gen2」 充電も設定も不要で新幹線でも使える秘密は"割り切り"にあり

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体験会の担当者のイチオシが、Yoga Tabとの組み合わせ。「飛行機で大きなPCを広げられない時、Yoga Tabとこれだけ持っていけば仕事できます」。12.7型のYoga Tab Plusに接続すれば、機内で126型相当の画面が使える。重さは合わせて約1.3kg。13型ノートPCより軽い。

Legion Glasses Gen2と小型タブレット
小型タブレットとの組み合わせは飛行機や新幹線で便利だ(筆者撮影)

ゲームならLegion Goだ。8.8型の携帯ゲーム機で大画面プレイができる。自宅ではPS5やNintendo Switchに接続し、ソファに寝転がりながらゲームを楽しめる。HDMI to Type-C変換ケーブル経由で、ゲーム機との接続も可能だ。ただし、Switch 2は特殊な仕様により現時点では非対応となっている。

PC市場では、USB Type-C端子を搭載した最近のモデルの多くが利用できる。ThinkPadシリーズとの組み合わせで、外出先のマルチディスプレイ環境を実現する。自宅ではゲーム用、移動中はタブレット接続、オフィスではノートPC接続。1台のグラスが、場面ごとに役割を変える。

高機能ARグラスとの差別化、5万5000円という価格

価格は5万5000円(税込み)。すでに10月24日からAmazonを中心にオンライン販売が始まっている。XREAL Oneが独自SoC搭載で3DoF機能を実現し6万9980円で展開する中、Legion Glasses Gen2は機能を絞り込み、1万5000円近く安い価格を実現した。

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