【見た目だけじゃない、足まわりやパワートレインにもチューニングを実施】トヨタがコンパクトカーやSUVなどに『GR SPORT』を設定する理由

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コペンGR SPORTのインテリア
コペンGR SPORTのインテリア(写真:トヨタ自動車)

そしてパフォーマンスに関わる部分では、下まわりを大きくカバーする専用ブレースと剛性パーツを装着しているほか、専用の床下スパッツで空気の流れも整流。それにあわせて専用チューニングの電動パワーステアリングやショックアブソーバー、BBS製専用鍛造16インチアルミホイールとポテンザ RE050Aのスポーツタイヤの組み合わせで、大きくスポーツ度を向上させているのも特徴だ。

なお、コペンGR SPORTについては、トヨタ/ダイハツどちらのモデルも性能、装備、価格には差異はなく、外装にもメーカーエンブレムではなくコペンのエンブレムが備わるので、車検証などで確認しない限り違いを確認することはできない。

GR SPORTモデルの魅力

なお、現在GR SPORTモデルのラインナップには、ピックアップトラックのハイラックスも存在しているが、2024年10月から生産を休止しており、これに伴ってGR SPORTのサイトでも詳細が閲覧できなくなっているため、今回は省略している。

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今回はトヨタのGR SPORTモデルを一気に紹介したが、じつは見た目だけでなく細かな部分に手が加えられていることがおわかりいただけただろうか。スポーティな走りには興味がないという人も、チューニングによってしなやかな走り味になっているモデルもあるので、ベース車を検討している際には一度GR SPORTモデルも試乗してみることをオススメしたい。

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小鮒 康一 フリー(ライ)ター

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こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

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