iPhone 17どこで買う?「全キャリア」価格比較。キャリアは2年返却、4年使うならApple Storeの一括購入

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楽天モバイルの特徴は、MNPで最大2万1000円のポイント還元キャンペーンを実施している点だ。内訳は他社から乗り換え特典1万円、対象端末購入で6000円、対象iPhone下取りで5000円となる。このポイント還元を受けるには、事前エントリーとRakuten Linkアプリの利用が必要だ。ポイントは条件達成の翌々月末日頃から3回に分けて付与され、受け取り手続きが必要となる。新規契約では最大1万8000円、機種変更や端末単体購入では最大5000円のポイント還元となる。

楽天モバイルでiPhone 17と17 Proを購入する場合のシミュレーション

まとめ:返却前提のリース型か、完全購入か

キャリアの購入補助プログラムは「2年後に端末を返す」ことで安くなる仕組みだ。MNPならドコモが最安の3万1966円だが、これは端末を借りているだけで、自分のものにはならない。傷をつければ追加費用が発生し、返却時期を逃せば割高になる。

完全に自分のものにしたいなら、Apple Storeの12万9800円が最安だ。下取りや分割払いも使える。4年使うつもりなら、キャリアのプログラムより結果的に安くなる。

月々の支払いを抑えたい人はソフトバンクの「月額1円」が魅力的に見えるだろう。だが保証料と返却時の費用で結局4万円以上かかる。楽天モバイルのポイント還元も条件が複雑で、受け取り忘れのリスクがある。

端末購入は「所有」か「利用」かの選択だ。2年ごとに最新機種を使いたいならキャリアのリース型、長く使うなら一括購入。この基本を理解してから、価格比較に入るべきだろう。

石井 徹 モバイル・ITライター

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いしい とおる / Toru Ishii

1990年生まれ。神奈川県出身。専修大学法学部卒業。携帯電話専門媒体で記者としてのキャリアをスタート。フリーランス転身後、スマートフォン、AI、自動運転など最新テクノロジーの動向を幅広く取材している。Xアカウント:@ishiit_aroka

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