【オンもオフも自由に走る"G/Sスピリット"の再来】レトロと最新が共存した新型アドベンチャーバイク「R 12 G/S」に漂う"ちょうどよさ"

車体の左右に飛び出したシリンダーが、BMW伝統の水平対向エンジンの特徴だ(写真:BMW MOTORRAD)

空油冷水平対向2気筒DOHC4バルブ排気量1170ccから最高出力109ps/7000rpm、最大トルク11.7kg-m/6500rpmを発揮。2010年にツインカム化されたR 1200GS後期型から発展した信頼性の高いユニットだ(写真:BMW MOTORRAD)
搭載されるのはレトロスポーツ「R 12 nineT」と共通の1170cc空油水平対向2気筒エンジンで通称「空冷ボクサーツイン」。2010年以降の後期型エンジンがベースで、最高出力は109psと控えめではあるが、低回転域から粘りのある豊かなトルクと、マイルドな出力特性は扱いやすく定評がある。
駆動方式は伝統のシャフトドライブを採用

シャフトドライブにテールリフトを緩和するパラレバーを組み合わせたBMW独自のリアアームも健在。メンテフリーでダート走行の汚れに強いのもメリットだ(写真:BMW MOTORRAD)

タイヤもメッツラーのアドベンチャー用「Karoo 4」がセット。標準仕様はオン・オフ対応の「Karoo ストリート」を採用(写真:BMW MOTORRAD)

ステアリングダンパーが高速走行時や急な振られでもスタビリティを確保。シンプルな機械式だが信頼性が高く、オフロードでも自然なフィーリングだ(写真:BMW MOTORRAD)
駆動方式にはBMW伝統のシャフトドライブを採用。専用設計のスチール鋼管フレームに前後ロングストローク・サスペンションを組み合わせ、長距離での快適性と悪路での走破性を高次元で両立した。足元には前21インチ/後17インチのワイヤースポークホイールを装備し、ツーリングから林道トレッキングまで幅広く応える仕様となっている。
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