ブリヂストン、地味すぎる買収に込めた計略 トップシェアの市場をどこまで守りきれるか

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シェアで20%を切る水準に「米国ではまだ伸ばす余地がある」(ブリヂストン関係者)という状況だった。

タイヤの場合、新車向けの組み付け需要と交換・補修向けの小売販売の2つのマーケットが存在する。ブリヂストンは、今後5年程度をかけて、ペップ店舗を自社系ブランドの専売店舗に転換し、小売販売の強化を図る狙いだ。

規模拡大で、世界の断トツへ足場固め

ブリヂストンは大型買収の度に成長を遂げてきた

タイヤ業界では、交換用のタイヤ販売のほうが、新車の組み付け用に納品するより、採算が良いとされている。

ペップ社では、今までブリヂストンやファイアストンブランドの扱いがなかっただけに、同社の800店が加われば、収益性を拡大することができる。

ブリヂストンの津谷正明CEOは、16日に開いた中期経営計画説明会のなかで、「世界で断トツを目指す」と繰り返し語っている。北米は世界でもっとも重要なマーケットのひとつ。今回の買収は世界首位を維持するための布石といえそうだ。

山内 哲夫 東洋経済 記者

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やまうち てつお / Tetsuo Yamauchi

SI、クラウドサービスなどの業界を担当。

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