「めちゃくちゃ並んでる」「広告が盛りすぎ」と酷評も…《ジャングリア沖縄》の“冷静な実際の評価”と、批判する人が知らない《沖縄の真実》
また、ファミリーマートではコンビニの中で唯一、ジャングリアのチケット販売を行っている。「沖縄ファミリーマート」は地元の小売大手リウボウとファミリーマートの共同出資で運営されており、地元色が強い。なお、リウボウは前述の通り、ジャングリアの出資社だ。

SNSやネットメディアでは、プレオープン時にインフルエンサーが招待されたことが話題になり、物議をかもしていた。
実は、プレオープン期間中には名護市民に先行入場できるという地域住民優遇策を行っていたのだが、この点は全国メディアではほとんど語られていない。
なお、筆者が現地に行った際には、来訪客は沖縄県民も少なからずいたし、場内のスタッフやシャトルバスの運転手なども沖縄県民と思しき人も多かった。
沖縄県民からの批判は少ない
沖縄県民、あるいは沖縄出身の人たちにヒアリングをしてみたが、交通渋滞や地価の上昇などの不安を示す人はいたものの、ジャングリアの存在自体に対する批判的な意見はほとんど見られなかった。
開業前に懸念されていた交通渋滞に関しても、実際は大きな問題は起こらなかった。これも、運営会社と行政、県内各所との連携ができていたことが大きい。
沖縄県は、パーク入り口付近の県道84号に右折帯と信号機を設置している。また、県内の主要各地から有料の直行シャトルバス「ジャングリアエクスプレス」を運行している。
イオン名護店では、ジャングリアの利用者には屋上駐車場が無料で開放され、同店舗からは上記のシャトルバスで施設に直行可能となっている。

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