「めちゃくちゃ並んでる」「広告が盛りすぎ」と酷評も…《ジャングリア沖縄》の“冷静な実際の評価”と、批判する人が知らない《沖縄の真実》
名古屋市のレゴランド・ジャパンは、開業当初はかなり批判を浴びていたが、その後にさまざまな改善が行われ、評価は上昇している。
ジャングリアも、施設や運営体制の改善は不可欠だが、現時点でも改善しようという意思は十分にうかがえている。
一方で、ジャングリアプロジェクトを主導した森岡毅氏や、彼が率いる「株式会社 刀」の手腕に対して、過去に彼らが手掛けた案件とあわせて批判が向けられている。
また、政府主導の「クールジャパン機構」から「刀」へ80億円の出資がなされていることから、「公的資金の無駄遣いではないか?」という批判もある。
実は、ジャングリアの運営会社は「株式会社 刀」ではなく、「株式会社 ジャパンエンターテイメント」という、沖縄県名護市に本社を構える企業だ。
なお、名護市は沖縄北部の中核都市であり、ジャングリアは今帰仁村と名護市にまたがって立地している。
詳細は不明ではあるが、「日経ビジネス」の記事によると、ジャングリアの事業費約700億円のうちの約半分の350億円が自己資本で、そのうちの7割が、オリオンビール、リウボウ(小売)、ゆがふHD(不動産)などの沖縄県内企業・団体となっているという。
代表取締役 CEOは「刀」の創業メンバーの加藤健史氏で、刀も30億円を出資しているが、運営会社はれっきとした沖縄の「地元企業」である。

ジャングリアの「地域貢献」
ジャングリアはオリオンビールが運営するゴルフ場「オリオン嵐山ゴルフ倶楽部」跡地を使って開発されたもので、オリオンビールは早い段階でジャングリア事業への参画を決めていたという。

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