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「わたしなんてまだまだ…」エマ・ワトソンも悩んだ《詐欺師症候群》 自己評価の低い人に自信を持たせる「ポジティブフィードバック術」とは

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  • 戸田 久実 アドット・コミュニケーション代表取締役、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事
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インポスター症候群は多くの成功者にも見られる症状で、実際にその経験を開示している著名人もいます。

映画「ハリー・ポッター」シリーズの、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンさんは、「いい仕事をすればするほど、わたしはそんなにほめられる資格はない、という気持ちが増幅していった」と語っています。

元アメリカ合衆国ファーストレディのミシェル・オバマさん、アカデミー賞を受賞したトム・ハンクスさんなどもインポスター症候群について公にしています。

大事なのは「本人が納得できる」言い方

自分を過小評価する人たちには、無理にほめ言葉を受けとめさせようとするのではなく、その人が納得して受けとめられるように、

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「こういうところで、あなたのことを評価しているよ」

「Оさん、こういう意味であなたのことを評価しているから、ただまっすぐ受けとめていいんだよ」

と、具体的な実績を伝えるというのもおすすめです。

また、伝えるときは、

「チームのみんなが、Оさんのプレゼンのおかげで、今後の方向性が明確になったと言っていたよ」

と、まわりにどのような影響を及ぼしたのか、あなたのしたことはまわりから認められる成果なのだと実感できるように明確に伝えるのもいいでしょう。

「Nさんがこうしてくれたことが嬉しくて、ひと言伝えたかった」

「感謝の思いも込めて、Rさんに伝えたかった」

と感謝を改めて伝えてみるといいかもしれません。

相手が過度な謙遜や否定的な反応を続けても、繰り返し根拠を示しながら日常的にポジティブフィードバックをし続けましょう。

それによって、まわりの雰囲気も明るくなり、チーム全体で自然と認め合う文化が育まれていきます。

【もっと読む】《部下になった元上司に注意したい!》 機嫌を損ねずに、最大のパフォーマンスを発揮してもらう方法とは? では、部下との接し方のコツについて、実業家、アンガーマネジメントコンサルタントの戸田久実氏が詳細に解説している。

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