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「わたしなんてまだまだ…」エマ・ワトソンも悩んだ《詐欺師症候群》 自己評価の低い人に自信を持たせる「ポジティブフィードバック術」とは

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  • 戸田 久実 アドット・コミュニケーション代表取締役、一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事
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もし、相手が落ち着かず、話し合いが難しい状況のときには、仕切り直しを考えた方がいいかもしれません。

このときも、相手のせいにするような言葉は使わないようにしましょう。

【NG例】
「Wさんがキレて話にならないので、仕切り直しましょう」
【OK例】
「話し合いができるような状態のときに、改めて時間をとろうか」

それでも難しい場合は、第三者から伝えてもらう選択肢があってもよいかもしれません。

「〇〇さんから相談されて、今回わたしが間に入って話をしようと思っています。どんなやりとりがあったかは聞いているので、確認しながら話を進めさせてくださいね。〇〇さんとしては、△△の意図を伝えたくて話をしたようなのですが、あなたはどう受けとめましたか?」

相手の話を聞きつつ、

「そんなふうに受けとめたんですね。そのことをわたしから〇〇さんに伝えることもできますが、どうですか?」

と、意思を確認してください。

仕事場でも、家庭でも、相手の感情的な反応に振り回されず冷静に話し合うことが大切です。問題が改善されることをイメージしながら、よりよい伝え方を考えてみてくださいね。

過度に謙遜する人には「根拠を示す」

相手を勇気づけようと思い、ポジティブフィードバックをしたら、

「いえいえ、わたしなんてまだまだですから……」

「そんなことないです! たまたまできただけです……」

「Hさんがいたからです。わたしではないです……」

と過度に謙遜されて戸惑ったという人もいます。

なかには、

「わたしにそんなに気を遣わなくてもいいんですよ。かまわなくても大丈夫ですから」

と相手に言われてしまい、そこまで否定しなくても……と戸惑ってしまったという人もいます。

ポジティブフィードバックをうまく受けとめられない人や、どう受けとめていいのかわからない人が一定数いるのも事実です。

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