備蓄米、首都圏スーパーなどで店頭販売スタート…購入整理券は開店前になくなり30分で完売

政府が随意契約で売り渡した備蓄米の店頭販売が31日、首都圏の一部スーパーなどで始まった。少しでも安いコメを購入しようと、店舗には開店前から行列ができた。
東京都大田区の「イトーヨーカドー大森店」には午前8時半頃、精米済みの備蓄米500袋が納品された。2022年産の「古古米」が、5キロ・グラム2160円(税込み)で売り出された。
店舗前には早朝から客が並び、購入整理券は開店前になくなった。午前10時の開店と同時に次々と買われ、約30分で完売した。

イトーヨーカ堂は随意契約で計5000トンを調達しており、6月1日以降は、中京・関西圏を除く全店で順次取り扱う。山本哲也社長は「コメの価格上昇は日々の生活に大きな影響がある。少しでも安定的かつスピーディーにという思いで取り組んだ」と語った。
アイリスオーヤマも31日から、仙台市と千葉県松戸市にあるグループのホームセンターで販売を始めた。
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