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半導体・データセンターだけじゃない!ソフトバンクグループの投資テーマに「電力」が急浮上の意味 巨大AIインフラを再エネで全部まかなえる?

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とくにアメリカでは、巨大データセンターの開発が進む一方、北東部などで電力需給の逼迫により、電気代の高騰が社会問題になっている。そんなアメリカで約75兆円を投じ、OpenAI向けにデータセンターを整備しようというソフトバンクグループにとって、電力は深刻なボトルネックになりかねない。

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これまでの決算説明会の資料(上)には3テーマが挙げられていたが、今年2月の決算説明会の資料(下)には新たに「電力」が加わった。矢印および赤字は編集部(画像:ソフトバンクグループの決算説明資料より)

では、一口に「電力」といっても、具体的に何に対して資金を投じるのか。当面は、スターゲートで開発するデータセンターとセットで進める、再生可能エネルギーによる発電施設の整備が焦点となりそうだ。

ソフトバンクグループは、アメリカで発電事業を営む子会社、SBエナジー・グローバルを抱える。後藤CFOは「これだけ巨大な(データセンターの)プロジェクトの発電もやるわけだから、SBエナジーのスタッフは優先順位として、まずはスターゲートの電気を一生懸命やるだろう」と、グループリソースの総動員に向けて意気込む。

データセンターとのセット開発の難しさ

国内に先行事例がある。2024年10月、京セラコミュニケーションシステムが北海道に開所した「ゼロエミッション・データセンター 石狩(ZED石狩)」だ。

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