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"元大物総務官僚"の新トップ誕生、IIJ谷脇社長が明かすデジタル社会での拡大戦略 「会社は第2の創業期」「データ流通ビジネスを追求する」

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IIJという組織も急速に大きくなり、連結ベースでは5000人くらいの規模感だ。7割の社員がエンジニアだが、組織運営を効率化し、セクショナリズムに陥らないようにしないと、イノベーションが損なわれてしまう。今まで(官僚)組織で仕事をしてきた人間として、問題があればなるべく速やかに変えていけるのではないかと思う。

実際、早速会社のいろんな組織体系や意思疎通のやり方を変えている。例えば、単なる報告の打ち合わせを3割ほど減らす代わりに、経営層を中心とした議論の場を重視し、課題認識や目指すべき方向性を共有している。IIJのアクションを少しでも早くしていくよう心がけていきたい。

――IIJはとくにコロナ禍以降、業績が堅調に推移し、社員数も年200人規模で増えています。

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