1万点の商品のうち、9割がプライベートブランドです--緒方大助・らでぃっしゅぼーや社長(第5回)

1万点の商品のうち、9割がプライベートブランドです--緒方大助・らでぃっしゅぼーや社長(第5回)

--社長に就任されたときに比べ品ぞろえもかなり豊富になっています。

野菜だけではなく、無添加の冷凍食品やインスタントラーメン、缶詰、お菓子からシャンプーや化粧品など多岐にわたります。1万アイテムあるといわれる一般的な都内の食品スーパーと同じくらいの品ぞろえです。いちばん特徴的なのは、自社でマーケティングリサーチや商品の企画開発をしており、バリューチェーンを川上から川下まで一気通貫で持っている点です。店舗ではありませんがいわゆるユニクロモデルで、9割がプライベートブランド。食のSPA(製造小売業)というのは、日本でもうちくらいではないでしょうか。

--サービスもユニークです。専用車の宅配ですと通常1配送の料金が180円ですが、3歳までの子どもがいると無料になるんですね。

0歳児を持つ家庭を試しに無料にしたら好評だったので、3歳まで適用範囲を広げて始めたんです。もともとわれわれの中心の顧客層は30~40代の子育て層。会員の約6割がこの層なのですが、もう少し取り込みたいと思っています。当社には年収が1000万円以上の会員が25%もおり、会員1世帯当たりでも年間24万~25万円と他社に比べて圧倒的にたくさんお買い物をしていただいています。
 
 でも子どもが生まれるとやはり大変じゃないですか。特にもともとDINKSで子どもが生まれたのを機に奥さんが仕事を辞めてしまうと、世帯収入は半分になってしまいます。そうなると、お子さんのために安全な食品を買いたくても、当社のように安全な食品はこだわっている分、スーパーよりちょっとお高いため買いづらくなります。子どもがいるとなかなか買い物にも行きづらいですし、少しでも利用しやすくなるように、配送料を無料にしたんです。このサービスで入会してくださるお客様も増えましたし、注文率も何%か上がりました。

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