使ってよかった最新「エイジングケア美顔器」は? たるみや乾燥が気になるメンズ向けも登場

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実際に使ってみると、確かにT字型はシェーバー感覚で使いやすい。使用後の肌の変化も感じやすく、「EERうるおい浸透」でケアすると、乾燥が気になる季節でも手に吸い付くようなもっちりした肌に仕上がった。一緒に使う化粧品も同ブランドでそろえられるので、何から始めたらいいかわからないという男性でも始めやすいだろう。

マスクを被るだけで「236個のLED美容」を体験

最後に紹介するのが、ここ数年市場の広がりが期待されるLED美顔器だ。LEDというと照明のイメージが強い人も多いと思うが、実は高い美容効果が期待されており、美容皮膚科の治療にもすでに導入されている。美顔器の分野でも、徐々に導入が広がっている注目の技術なのだ。

ユニークなのが、LEDの色によって美容効果が異なる点。たとえば赤色LEDは肌の弾力をアップさせハリをもたらす、青色LEDはニキビの改善や毛穴引き締めに効果があるとされている。ただし従来の家庭用美顔器のLEDは、医療用に比べて出力が弱いため効果をうたいにくく、ほかの美顔技術と併用することが多かった。

しかし近年、LED美容技術が向上したことから、LEDに特化した美顔器が次々に登場している。その1つが、イギリス発のカレントボディ「LEDライトセラピーマスク シリーズ2」だ。

カレントボディ美顔器
カレントボディ「LEDライトセラピーマスク シリーズ2」(7万7000円)は被るだけでケアが完了。テレビやスマホを見ながらの “ながら美容”も可能だ(写真:カレントボディ)

インパクトの強いデザインのマスクの裏には、臨床的に認められたという赤色(633nm)、近赤外線(830nm)、深部近赤外線(1072nm)と236個ものLED電球が配置。被るだけで肌を引き締め、健やかで若々しい印象を引き出してくれるという。

カレントボディ美顔器の裏側
裏面にびっしり張り巡らされたLEDライト。目に害はないが、まぶしさが気になる人は付属の目元パーツを装着するとまぶしさが軽減される(写真:カレントボディ)

実際に被ってみると、やわらかいシリコン素材が顔にフィットする。電源を入れると一瞬あまりのまぶしさに驚くが、すぐに慣れてくる。さらにLEDの波長によると思われるじんわりした刺激と温感を感じ、10分のケアでも翌日には肌の引き締まりとなめらかさを感じることができた。ただ被るだけと手軽なので、忙しい人でも続けられそうだ。

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田中 真紀子 家電ライター

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たなか まきこ / Makiko Tanaka

早稲田大学卒業後、損害保険会社を経てライターに転身。子育てを機に家事をラクにしてくれる家電の魅力に目覚め、家電専門ライターになる。生活者かつロジカルな視点で家電を分析し、年間300以上の記事を執筆・監修している。メーカーの製品コンサルタントやテレビ・ラジオ出演も多数。得意分野は白物家電全般と美容家電。

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