街中充電サービスが「推し活市場」に新たな選択肢 全国4万台の設置網を広告事業に活用へ
1台420円から、好きなアーティストを応援できる。モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT(チャージスポット)」を展開するINFORICHは11月7日、新たなサービス「CheerSPOT(チアスポット)」を発表した。
全国4.4万台のバッテリー貸出機に搭載されたデジタルサイネージを活用し、個人がアーティストへの応援メッセージを発信できるプラットフォームで、アーティスト、ファン、地域をつなぐ新たな経済圏の構築に挑む。
“推し活”広告のファンカルチャー
国内で月間100万人が利用するチャージスポットは、設置台数がコロナ前の12.7倍となる4.4万台まで拡大。全国のコンビニエンスストア数に迫る規模で、3100社以上の企業がパートナーとして参画している。
「バッテリーシェアリングは一手目の事業です」とINFORICHの秋山広宣社長は語る。「ハードウェア、ソフトウェア、サービスの3領域を展開できることが我々の強みです」
この強みを活かし、チャージスポットは単なる充電インフラを超えた展開を見せる。その一環として発表されたのが、デジタルサイネージを活用したファン活動支援サービス「チアスポット」だ。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら