「猫と子ども天国」セルフリノベの面白い家大解剖 家族と猫と扇風機60台 SNSで人気のなみそさん

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子どもたちの個性や興味を尊重し、全力で応援する母・なみそさん。

「次男は、今は歴史や漢字にもハマっています。子どもたちがそのとき一番興味があることや好きなことを好きなだけやりなさいって思っています。私たち夫婦も、面白いことをXで見つけたら、真似して自分流にアレンジしたり、人と違うことをして楽しむことが好きなんです」と、とことん面白がる派。

なみそさん
猫たちときょうだいのように育っているなみそ家(画像提供/なみそさん)

ただ賃貸アパートで暮らしていた頃は、生活音で隣人に迷惑をかけているのではないか気を使うことも多かったそう。家族6人、猫4匹が仲良くワチャワチャ過ごすのも楽しいですが、子どもたちそれぞれの個室が必要な年ごろになり、猫たちの部屋もほしいとマイホームを建てることにしました。

なみそさん
猫ファーストの家は猫も人も居心地抜群(画像提供/なみそさん)

夫が週末を使って築60年の空き家を大規模リノベ

なみそさんの夫のかずまさんは電気工事士でお父さんは大工、職業柄たくさんの建築現場を見て工事に関わってきたので、セルフリノベーションは「そこそこやれるはず」と確信していたそう。「中古でいいから、広い土地付きの家を買おう」とインターネットを見たり人に聞いたりして物件を探し、築約60年の空き家と出合いました。

なみそさん
購入した中古住宅のリノベーション前の様子。和室も障子などがぼろぼろだった(画像提供/なみそさん)

「遠い親戚が持ち主の大きめの平屋があって、その方が年齢を考えてそろそろ処分しようと思っていたところを紹介してもらって、不動産会社の査定価格より少し高い価格で買いました。ただ、10年間も誰も住まずに放置されていたので、外周から水回りまでシロアリに食べられていました。

腐食した柱などは全部入れ替え、外壁の壁だけ活かして、中はほぼ壊してやり直しました」とかずまさん。ほぼ建て替えに近い大規模なリノベーションです。

なみそさん
古い家を壊すことからスタート(画像提供/なみそさん)
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