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2割が「ビール」と間違えた!ノンアルビールの秘密 「おいしくない」「代替品」のイメージから脱却

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近年数量を伸ばしてきたドライゼロに加えて、さらにビールの味に近づけたアサヒゼロを投入、シェア拡大を狙う(記者撮影)

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「今からフットサルだけど、これなら飲める」――。日曜日の昼下がり、神奈川県に住む30代の会社員の男性はアサヒビール「アサヒ ドライゼロ」を飲みながら笑顔を見せた。昼でも運動前でも気にせずに、ビールを飲んでいる気分を味わえるのが魅力だという。

アサヒのノンアルコールビールが絶好調だ。牽引するのはドライゼロ。2023年の販売数量は、コロナ前の2019年から15%増加した。ビール風味のみならず、チューハイ風味なども含めたノンアル飲料市場において、2016年から8年連続で売り上げ首位を維持している。

今年1月から6月の「ノンアルビールテイスト飲料」市場(小売店販売ベース)の伸長率は前年同期比7%だが、ドライゼロはアサヒの出荷実績で同11%と2ケタ成長している。2012年の発売から10年以上経った今、まさに脂が乗った状態となっている。

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