働く女性に勧めたい「控えめな贅沢」を味わう服 オンオフ使える「90年代ミニマリズム」の名品

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その筆頭に挙げたいのが「オーラリー」。2015年春夏にデザイナーの岩井良太が立ち上げるやいなや、瞬く間に人気ブランドに。2019年からパリで展示会、ファッションショー形式で作品を発表している。

「オーラリー」の2ルック。いずれも濃いグレーをベースとした着こなし
世界でも注目が高まっている日本の「オーラリー」。左のマキシ丈のコートはモード感を演出するのに最適。右のマニッシュなテーラードスーツは、やや大きめのサイズ感がポイント(写真:ともにブランド提供)

海外のセレクトショップでの取り扱いも100アカウント(取扱社数)を超え、今や世界的な注目株に。海外市場では、日本のファッションブランドは欧米にはないテイスト(ノイズ)であることが求められがちだが、オーラリーは欧米のラグジュアリーに近いテイストで挑み、成功を収めつつある。

母体が生地屋ということもあり、素材はすべてオリジナルで製作。その品質は欧米のトップメゾンと遜色がないレベルにあると言って差し支えないだろう。テーラードはもちろん、ニットやシャツもすばらしい出来なので、ぜひ袖を通してみてほしい。

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