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働く女性に勧めたい「控えめな贅沢」を味わう服 オンオフ使える「90年代ミニマリズム」の名品

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代表的なブランドは、アメリカのメアリー=ケイト・オルセンとアシュリー・オルセン(子役時代から活躍した元俳優)が2006年に立ち上げた「THE ROW(ザ・ロウ)」。上質でミニマルかつ存在感のある服は、日本でも過剰な装飾がない服を好む富裕層の間で人気が高まってきている。

「ザ・ロウ」の2024年フォールコレクション。少し大きめのサイズ感のコートと細身のパンツとのバランスが素晴らしい(写真:Courtesy of The Row)

とくにバッグ類はかなり人気で、定番の「マルゴー」はファッション好きなら誰もが恋焦がれる存在。洋服、バッグともにプロダクトの完成度が高く、着るだけで洗練された雰囲気になる服のパターン(設計)の妙は業界内でも高い評価を受けている。

その他の海外のトップメゾンでは、「フィービー・ファイロ」「ジル・サンダー」「ボッテガ・ヴェネタ」「グッチ」などがクワイエット・ラグジュアリーの文脈に当てはまる。ただ、こうしたトップメゾンの価格は体感的にこの5年で倍近く値上がりしており、今や無理なく手が届くのは富裕層のみ。

大手企業に勤めるキャリアウーマンでも、清水の舞台から飛び降りる覚悟じゃないと買うのが難しいのが現状だ。1980〜90年代に日本の普通のOLが世界中でブランドを爆買いしていたことを考えると、いささか寂しい気もする。

日本発のブランドも注目を集めている

「もう少しリーズナブルにクワイエット・ラグジュアリーを楽しめないの?」という問いには、日本のブランドをお勧めする。

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