「夜、トイレのため目が覚める」が超キケンな実態 夜間頻尿が大病のシグナルになっているかも

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夜間頻尿
歳とともに増える悩みごとのひとつに、夜間のトイレの多さがあります(写真:プラナ/PIXTA)
脳神経内科が専門の医学博士で、老人医療・認知症問題にも取り組む米山公啓氏による連載「健康寿命を延ばす『無理しない思考法』」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

夜、トイレのために目覚めることはありませんか?

歳とともに増える悩みごとのひとつに、夜間のトイレの多さがあります。
夜、1回か2回起きてトイレに行くのはなんとか我慢できますが、3回4回になってくると眠れませんし、翌日にも影響してきます。

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

夜間のトイレの回数が増えるのは、意外なことも影響していて、医師でもわからないこともあるのです。

とはいえ、もし夜間頻尿の自覚が少しでもあるなら、真剣に考えておく必要があります。夜間頻尿が大病のシグナルになっている可能性もありますし、その原因によっては治すことができるからです。

1)寝る前の一杯の水

脳卒中や脱水症状の予防のために、「寝る前の一杯の水はからだにいい」と思っている人が多いようです。

しかし、寝る前に水を飲むことで脳卒中の予防になるという事実はなく、あくまでも気分的なことのようです。逆に、夜間頻尿という視点から見ると、寝る前に水を飲むという習慣は直接の原因につながります。加えて、日中の水分摂取過多も夜間頻尿の原因になるので、必要以上の水分摂取を控えることも大切です。

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