顔の印象が一変「自分を引き立てる眼鏡」の選び方 毎回「大差ないデザイン」を選ぶ人はもったない

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──読者が取り入れやすそうなデザインはあるでしょうか。

メンズ向けでは人気が根強いですが、八角形や六角形など多角形のスタイルが注目されています。一見するとオーバル型のように見えるものの、多角形なフレームにセンスを感じさせるデザインです。複数の素材や色を組み合わせたものも人気ですね。

メンズにおすすめの眼鏡2本。緑色がアクセントとなっている眼鏡とフレーム上部など一部がべっこう柄の眼鏡
ともにAnne & Valentin(アン・バレンタイン)、上:鮮やかなカラーリングが特徴的。Mod.MECABOOM Col.22C45 ¥56,100/下:異素材の組み合わせを楽しめる。Mod.M2 Col.H31 ¥62,700 (撮影:今井康一)

ウィメンズ向けでは、キャットアイと呼ばれる目尻側が上がったフレームが人気で、フェミニンな魅力を引き出してくれます。材質はメタルが人気で、とくに側面に彫金が施されていると瀟洒(しょうしゃ)な印象になります。全体としてレンズは大きく、フレームもより個性的なデザインが増えていますね。

ウィメンズにおすすめの眼鏡2本。いずれもゴールド色で洗練された印象
ともにAHLEM(アーレム)、上:フレーム回りの彫金がアクセントに。Mod.Gaillon Col.Peony gold ¥72,600/下:今人気のキャットアイフレーム。Mod.Garnier Col.Champagne ¥82,500(撮影:今井康一)
フレーム上部に彫金が施されていて質感が印象的
彫金が施されていると、うつむいたときにキラッと光る(撮影:今井康一)

「これまでと大差ない眼鏡」からの脱却

──理想の眼鏡を見つけるには、どうすればいいのでしょうか。

眼鏡のプロからアドバイスをもらうことです。なりたい自分をイメージしたものの、どの眼鏡がその希望を叶えてくれるのか、探し出すのは簡単ではないからです。自身で新しい眼鏡を見つけようとしても、これまで使っていた眼鏡と大差ないデザインを選んでしまいがち。

パートナーや友人を頼っても、これまで使用していた眼鏡の印象が残っているため、やはり振り切った判断はしづらいものです。

眼鏡そのものの知識と、それら眼鏡をかけたときの印象について熟知したプロなら、フラットな視点で適切なアドバイスをもらうことができるでしょう。そのためには、自分の感性に合う品揃えや雰囲気を持つ眼鏡店を見つけ、信頼できるプロと出会うことが大切です。

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横山 博之 ライター

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よこやま ひろゆき / Hiroyuki Yokoyama

2000年に日本大学芸術学部文芸学科を卒業後、フリーランスのライターとして活動を開始。カバン、時計、ファッションと男性のライフスタイルを彩るモノに対する造詣が深く、デザイナーや職人など、それらのモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術や、センセーショナルなカルチャーにも目を向ける。

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