マイホーム購入は人生のビッグイベントだが、マンションを購入しようとした矢先に「この部屋では自殺があったそうです」と告げられたら、どう感じるか。誰しも少しは戸惑うだろうし、即「無理!」という人も少なくないだろう。自殺や事件により住人が死亡した住宅は「事故物件」と呼ばれ、敬遠される傾向にある。
では、自分が住む家でなく、隣の部屋や階下の部屋が事故物件の場合はどうか。不動産業者は同じ建物内の事故物件の有無を基本的に告知してくれないが、移り住んでから隣の部屋が事故物件だと知ったらよい気分はしないだろう。事故物件への嫌悪感がどのように周囲に波及するのかについて、筆者らはデータを使って検証した。
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