自分好み楽しむ「本格コーヒーメーカー」の奥深さ 美味しさにこだわる人に知ってほしいポイント

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透過式には、これ以外にも圧力をかけてコーヒーを抽出するエスプレッソがある。エスプレッソは圧力をかけて一気にコーヒーを抽出するため、旨味はありつつも雑味が出にくいのが特徴。また、ドリップコーヒーよりカフェインが少ないといった特徴もある。

エスプレッソマシンには手動式やセミオートなど複数のタイプがあるが、毎日手軽に飲みたいなら全自動タイプが手軽。中でも、世界的シェアトップを誇るデロンギの「全自動コーヒーマシン」シリーズは、日本人好みのドリップコーヒーのような味を再現した「カフェ・ジャポーネ」といったメニューを持つことで人気だ。

このほか、上位モデルになるとフワフワのフォームミルクを使ったカプチーノやマキアートなどのアレンジコーヒーもボタン1つで作れるようになる。「自宅でドリンクバーのような体験がしたい」というニーズに応えてくれるモデルなのだ。

エレッタ
冷たいミルクメニューも得意なデロンギの「デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン(ECAM45055G)」(写真:デロンギ提供)
エレッタのメニュー
自動洗浄機能も搭載しているので、基本的なメンテナンスはタンクに溜まったコーヒーカスを捨てるだけ(写真:デロンギ提供)

手間をかけてでも抽出過程を楽しむという選択

一方、浸漬法コーヒーの代表といえば、喫茶店などで見かけるフラスコを使ったサイフォン式コーヒーだろう。サイフォン式はコーヒーの粉を一定時間熱湯に浸してからろ過する方式のため、豆本来の特徴を引き出しやすい方法ともいわれている。

このサイフォン式の抽出方法を採用したコーヒーメーカーといえば、タイガー魔法瓶の「Siphonysta(サイフォニスタ)(ADS-A020)」だ。専用シリンダーの下にコーヒー粉、上に水をセットすることで、蒸らしから浸漬、攪拌、ろ過までを全自動で行ってくれる。

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